コラム モラル・ハラスメント

モラハラ人間と話し合いをしてはいけないのか?

わたしたちは、なにか問題が起こったとき、話し合いをします。

自分の気持ちや思いを、わかってもらうために言葉にして相手に伝えたい、
そして、相手の思いや意見を、言葉で聞きたい。

お互いの考えを言葉に出しあって、解決策を見つけたい。

そういう目的で話し合いは行われます。

その、話し合いが出来ないのが、モラハラ人間です。

残念ながら、モラハラ人間は話し合いができません。

話し合いの場でモラハラ人間は
自分の都合のいい方へ話をずらし
相手のちょっとした隙をついて揚げ足をとり
相手を責め、罵倒し
自分が正しいのだと、相手を踏みつけます。

または、下手に出て、相手の思いを受け入れているかのようなことを言い、
油断させ、手懐けようとします。

今日は、「モラハラ人間」と「話し合い」についてお話しします。

モラハラ人間と話し合いにならない原因

モラハラ人間にとって、話し合いは”対話”ではなく”論争”です。
ただ相手をねじ伏せたいだけなのです。

話し合いとは本来「双方向のコミュニケーション」を指す言葉であり
その「話し合い」が成り立つ前提には
・双方対等な立場である
・片方の意見が100%ではなく、お互いが歩み寄る必要性を知っている
・双方の意見を尊重する
こういった条件が必要になります。

モラハラ人間のように、自分の主張を通そうとする人には
話し合いの前提にある「対等な立場」という認識がありません。

自分の方が上で、自分だけが正しく
その他の人は従う立場なのです。
ですから、話し合いにならないのです。

モラハラ人間と話しあったらいけない理由とは

話し合ってはダメな理由4つ!

1.モラハラ人間に解決という言葉はない

モラハラ人間にとって正しいのは自分です。

自分の考えを譲らず、自分に意見を言ってくる相手を屈服させ、いうことを聞かせます。
自分のどんな主張でも屁理屈を並べ正当化します。

自分が正しく、間違っているのは相手なので、相手への攻撃を始めます。
話し合いの趣旨からはどんどん離れ、相手の人間性を否定し、人格を攻撃
罵倒や暴言をあびせ、相手が黙るまで、ひどい言葉を吐き続けます。

相手に歩み寄った解決案を提示し
冷静に話しあおうとしても無駄です。
正しいのは100%自分なので、一切聞き入れません。

2.傷つけられるだけ

話し合うような問題が生じているのは相手のせいだと理解します。
「相手が〇〇だから☓☓になっている」
そう言って、相手に責任をなすりつける言い方をします。

話し合いにならないのも、相手が至らないせいです。

相手がすべて悪いのです。

相手のすべてを否定し、弱るまで責め続けます。

3.モラハラ人間にとって弱点を握るチャンスとなる

モラハラ人間は、常に相手の弱みを探っています。

話し合っている時間は、相手の弱さを観察するチャンスとなります。

攻撃し、相手が「辛い」と感じる瞬間を見逃しません。
相手が一瞬怯んだり、傷ついた言葉を見つけて
それを執拗に攻撃し、相手を苦しめる材料にします。

4.快楽満たされ攻撃がエスカレートする

モラハラ人間は、相手を屈服させることに喜びを感じています。

話し合っている時間に、快楽が満たされると
ますます快楽を得ようと
さらに強い刺激へと、行動がエスカレートします。

モラハラ人間の天才的才能?

モラハラ人間は、モラハラをする相手をしっかり選んでいます。

モラハラ人間は、何をどう言うか、どんな態度をとるか、
どうすれば、相手をいい負かせられるか、どう攻撃すればいいのか
相手のことをよく見抜いています。

モラハラ人間に、相手とわかり合うための”誠実”や”努力”といった言葉はありません。
歩み寄る気持ちがありません。
黙り込んだり、具合が悪いふりをしたり、
怒鳴ったり大きな音をたてて威嚇し、話し合い自体を拒否したりもします。

どうしても話し合いが必要になったら?

話し合いが必要な状況になってしまった場合にどう対処すればいいでしょうか。

第三者を同席させる。

モラハラ人間とも関わりのある、社会的地位のある男性
に同席してもらいましょう。

モラハラ人間は地位のある人間や権力に弱いことがあるので
モラハラの勢いが収まる場合もあります。

② 人目のある場所で話し合う

モラハラ人間は、自分の正しさを世間に見せたいので、
周囲の目を気にすることがあります。

無駄に大きな声を出したり、
大きな音をたてて威嚇してくることは減るかもしれません。

③結論を決めて根回ししておく

話し合いが必要になったとしても
モラハラ人間に相談しないようにしましょう。
結論がある程度決められる場合は、
その答えを先に、両親や親族、友人などに同意を得て
「みんがこれがいいと言っている」「〇〇の許可は得た」など
責任が誰にあるかわからないようにして、
モラハラ人間には、できるだけ「報告」をする形をとりましょう。

モラハラ人間の不思議

モラハラ人間は、自分の記憶さえ簡単にすり替えます。
記憶を失ったのかと思うほどに、言うことを変えることがあります。
なので、モラハラ人間の言ったことを真に受けていはいけません。

モラハラ人間と、ごく普通の人間関係を保つことは不可能ですし、
対等な立場も築けません。

モラハラ人間とは、
「話し合わないと決める」
「話し合う価値はないと気づく」

犠牲にならないために、わたしたちは
モラハラ人間の前で、感情を出したり、
言われたことを鵜呑みにしたりせず、
一定の距離をとるなどの対応をとりましょう!

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