コラム モラル・ハラスメント

夫はモラルハラスメント?

もしかしたらこれって
うちの夫はもしかして…

理由もわからず無視されたり
不機嫌な態度に
突然の罵倒

「モラルハラスメント」

そんな言葉が頭をよぎった経験がありませんか?

それでも、わたしたちは
勘違いかもしれない
わたしが悪かったのかも

そんなふうに考えて
夫のことを信じたくなります。

しかし、そこから目をそらさずに
本当に ただの勘違いなのか?
本当は モラハラなのか?
現実をしっかり見て、把握することがとても必要です。

理解し難い人格の持ち主

モラハラとは精神的な攻撃を指し
陰湿な嫌がらせなどで相手を精神的にジワジワと追い詰めていきます。

あなたの夫がモラハラだとしたら

あなたがどんなに頑張っても、夫の攻撃が止むことはありません。
それどころか、もがけばもがくほど、夫は喜びます。
そして、ますますあなたは精神的に追い詰められていきます。

夫はさらに、その状況も利用し
「お前は病気だ、鬱だ」などといった新たな攻撃を仕掛け
自分は病気の妻を養う”良い夫”を演じ始めます。
そして、周囲の人からの賞賛に酔いしれ
自分こそ勝利者であり、特別な人物だと思いこむのです。

モラハラ夫の恰好の餌食

モラハラかも…
多くの場合 そう感じても
頭の中のその疑いを打ち消して
乗り越えたいと思ってしまう。

だって、愛していた人ですから。

彼はとても優しい人
彼がモラハラをするなんて…

きっと、なにかの間違い
わたしに何か悪いところがあったのかもしれない
わたしの勘違いかもしれない。

もしかしたら
夫は仕事が忙しくて
疲れていただけなのかもしれない…

「もっと気遣ってあげればよかったのかも」

モラハラの夫は
あなたのそんな優しさに寄生します。

モラハラの特徴

モラルハラスメントの加害者の特徴を下記に挙げます。

1.わがままで虚言癖

自分の考えが絶対であり、それを人に押し付けます。
どんなわがままも理由をこじつけて正当化します。
何か問題が起こると、ありもしないことを言い
人に押し付け自分は責任感を持ちません。
悪いのは全て人のせい。

2.怒りどころが理解できない

常識や他人の気持ちを理解しようとせず
常に自分の意に沿うような言動や行動を期待しています。
そうならない時、感情を抑えきれず、ひたすら激高し攻撃してきます。
または、ただ相手を言い負かせたいという欲求だけで
暴言を吐いてくることもあります。

3.自分は特別な存在

自分の存在は、特別重要であり
他の特別で地位の高い人達にしか理解されないと考えます。
自分のすばらしさを理解できない人間は
愚かであるか、有能な自分に嫉妬していると思い込んでいる。

4.共感の欠如

他人の気持ちや欲求を意識しないか、または気づきません。
相手が気分良くいるのを見ると、
不快になる言葉を躊躇なく投げつけたりします。
その反面、自分の感情には異常に敏感です。

5.態度にだす

言葉ではなく態度で訴えてきます。
無視をしたり、睨んだり、
物にあたってわざと大きな音を立てたりします。

6.人を見下す・支配する

妻は俺のモノ。
妻を自分が管理・支配し
自由に動かせる所有物のように考えています。
自分がいなければ何もできないことをアピールするため
わざと人前で馬鹿にしたりします。
他人には価値がなく
利用するものと考えているが
それが見抜かれないよう、巧みに演技することも忘れません。

.人格否定&暴言

尊大で傲慢な態度や行動を取ります。
失敗を責め続けます。
自分の中の偏った常識で相手をジャッジし
そこから外れることは罪人かのように
相手の人格や存在価値を否定し、おとしめたりします。
そうすることに快感を感じています。

8.都合が良すぎる

理不尽な主張や計算した優しさを見せ
急に謝ったりすることで、妻の気持ちを引き寄せ
気持ちを揺さぶります。
また、全てが俺様のおかげ。
上手くいかないことは、すべてお前のせい。
そして「せっかく〇〇してやったのに」「お前のために」と
恩を着せようとします。

モラハラ夫と一緒にいるということ

モラハラの特徴を8個あげてみましたが、あなたの夫はいくつ当てはまったでしょうか?
当てはまる項目少ないからといって「大丈夫」ということではありません。

モラハラ夫はあなたを支配するためなら、別人のように振る舞うことも出来るのです。

常に損得勘定が働き、得になると判断すれば行動を自制し、
全く別人のように振る舞うこともできます。
そのため、初期には見抜くことが難しい場合が多いのです。 

そういった意味では、モラハラの人間は、自らの特異性、異常性を把握している、
とさえ思えますが、彼らは自分が”正しい”としか思っていません。

あなたが我慢すれば、すべて上手くいくのか

日々の、嘘や根拠のない非難、罵倒
理不尽な主張にも黙って耐えた結果
人を自信を失っていきます。

自信を失うと、正常な理解、判断は難しくなります。

正しい判断能力を失ってしまうと、
生きていても精神的活力が失われ自己喪失感でいっぱいになります。

お子さんのために
「自分が悪い、自分さえ我慢すれば…」と
我慢される方がいます。

しかし、モラハラ夫はあなたを追い詰めます。

自己喪失感で抜け殻のようになったあなたは、お子さんを守れますか?

あなたが子供を肯定し、擁護すると、子どもも攻撃の対象になり得ます。
お子さんは、あなたが常に我慢し
異常な言動を許している姿を見ています。

更に子どもにもそれを求めてしまうと
子どもは、あなたのような抜け殻になるか
恐怖を感じながら、毎日見せられる行いや言動を自分に取り入れ
夫と同じ道を歩んでいくことになるかもしれません。

お子さんに、それが異常だと気づかせてくれる第三者がいなければ
モラルハラスメントである父親の非を認識させることはできないのです。

更生か…

愛して結婚した夫は、モラハラをする人間だったのか?
そう、疑いを持つことは、大変辛いことです。

以前の優しい夫を思い出し
どうにか元の夫に戻るのではないか?と思うかもしれません。
時折り見せてくる優しさに
希望を感じることもあるかもしれません。

しかし、個々の状況にもよりますが
わたしは不可能だと思っています。

モラハラの夫は、自分こそが正義であり、合理的だと、信じています。

寄り添って話し合うことをしても、
罵倒し傷つけ、やり込めたりすることに喜びを感じ
奇異な言動に出るだけでなく
あなたを馬鹿にし、さらには非難し始めます。

どんなに相手の心に訴えかけようとしても
全ての責任を相手に押し付ける技に長けており
他人からそうではないと、指摘を受けても、絶対に認めることはないでしょう。

自分の理解こそがいつも正しく、他人はいつも間違っており
他人は自分より劣っていると思い込んでいるのです。

最後に

今回はモラハラの夫について書いてきましたが
ひとつ注意しなければいけないことがあります。

それは、ご自身の言動を省みず
相手をモラルハラスメントと決めつける女性もいるということです。

思い込みをなくし
客観的に見るためにも
第三者から、どのように見えるか
ということを考えてみることもとても大切です。

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